憧れのバングル。想いや願いを込め生涯身につける、私だけのジュエリー。

絶え間なくしあわせを運ぶ「波」、守り神の「海亀」、強い絆を結びつける「マイレの葉」、”大切な人のしあわせを願う”という意味がある「プルメリアの花」……いずれもハワイアンジュエリーを代表するモチーフです。

「ハワイアンジュエリー」の響きには、どこかカジュアルで開放的なイメージが先行します。
しかしながらその伝統はふるく、意外なことにルーツは英国。
世紀に流行した「センチメンタル・ジュエリー」という、想いを込めて仕立てるジュエリーが原点といいます。

もともと王室同士の関係が深かった、イギリスとハワイ。
あるとき、イギリス王族の訃報に触れたハワイの女王が、哀悼の意を込めたブレスレットをつくり、身につけます。
女王がお守りがわりとしたこのジュエリーの存在が、ハワイの人々の間で知られることとなり、やがて「ハワイアンジュエリー」の文化として広がっていったといいます。

自然豊かなハワイでは、日本が八百万の神を尊ぶように、植物や生き物に神が宿るとされています。
そんな近しい感性を知ると、ハワイアンジュエリーのモチーフがより魅力的に感じられそうです。

こうした背景を持つハワイアンジュエリーを、日本に初めて紹介した「ワイレア」。
オーダーによる製品はオアフ島にある自社工房で、熟練の職人たちの手によってひとつひとつ手彫りで仕上げられます。
最後に大切なことを。
ハワイアンジュエリーは、表にモチーフ、裏に記念となる年号や名前を刻んではじめて完成するジュエリーです。
愛おしい瞬間を、いつも、いつまでも、思い出せるように。

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