ワイレアは家族のキズナの証だから、増えていくたびに強くなっていくような気がします

前田祥太さん、樹理さん、翼さん

出会ったのは、ご主人の祥太さんが行きつけのレストランバー。そのお店のマドンナだった樹理さん。「彼女、おまえにちょっと気があるらしいぜ」と友だちから聞いた祥太さん、猛アタック。見事射止めて、結婚。やがて、授かる新しい命…。前田家の物語に新しい章が加わるたびに、ワイレアのジュエリーは家族を強い絆で結びつけてきました。樹理さんの手首で揺れるバングルを眩しく感じたのは、ゴールドの輝きのせいだけではないように思います。

──バングル、似合ってますね。

樹理さん ありがとうございます。主人からの誕生日のプレゼントです。

──ピンクとグリーン、どちらが先ですか。

樹理さん ピンクの方です。これ、主人がこっそり、オーダーしていたんですよね。

祥太さん 内緒であげたかったんで。大野さん(元町本店)とじっくり作戦練りました。結婚指輪をオーダーしたときに、「バングル、いいよね」と言っていたので、思い切っちゃいましたね。やっぱり欲しいと思うときにあるのが、いちばんテンション上がるんで。

樹理さん まさか、と思ってびっくりしましたが、嬉しかったですね。デザインも、すごく好みでした。さすが大野さん(笑)

──ワイレアとの出会いは。

樹理さん 最初は、私です。高校生のころから、ハワイアンジュエリーに興味があって、いろいろ調べていちばん気に入ったのがワイレア。でも、そのときにはまだ手が出なかった。はじめて元町のお店に入ったのは、成人して自分で買えるようになってすぐ。どうしてもその日に欲しかったので、持ち帰りができるセミオーダーのピアスを買いました。そのときから結婚指輪をつくるなら、ワイレアでってずっと思っていました。

──ご主人、知ってました?

祥太さん 全然知りませんでした。そういえばつき合っているころ、ハワイアンジュエリー、プレゼントしたよね。

樹理さん ほかのブランドだったけどね(笑)

祥太さん あのときは、違いがわからなかった。いま見ると、確かに、全然違うな。

樹理さん ワイレアは素材やデザインも豊富だし、色ひとつとっても、輝きが違うよね。

──前田家にとって、ワイレアはどういう存在ですか。

樹理さん 家族のキズナの証ですね。一人目がお腹の中で亡くなっているのでなおさら家族を大切にしたい想いは強いですね。このバングルにも、家族にまつわるものを入れたくて、1本目には3人のイニシャルSJTと翼の生年月日、2本目には翼が生まれたときの体重を入れています。

祥太さん ちなみに2本目は、イニシャルの前に「偉大な」を付けてます(笑)

来年の誕生日は。

樹理さん さあ、どうでしょう。お店のみなさんのコーディネートを見ているとやっぱりいろいろ欲しくなっちゃいますよね。ダイヤの入った指輪もやっぱりいいなぁとか(笑)でも、次はこの子にベビーリングをつくってあげたいな。うちの両親も私のためにつくってくれて、お父さんから結婚式のときに渡されてとっても嬉しかったから。

──お財布担当としてはなかなか大変ですね。

祥太さん ですね(笑)でも、ワイレアが簡単に手に入るブランドだったら、逆に魅力は感じないかも。お金を出す価値、時間をかけて仕上がりを待つ価値があるから、欲しくなる。

樹理さん ジュエリーが、翼や翼の子どもに受け継がれていくことを思うと、いまだけのもの、私たちだけのものじゃない。そういう気持ちもあるよね。

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